前回の続き
2月後半戦
ジグヘッドスイミングよりもビッグベイトの方がマッチしていた今季の琵琶湖。
tiny klashのスローリトリーブが強烈に効いていました。
仲間と2人でトータルウエイト38kgの日…
ブレイクちょい沖からフルダッシュで根に突っ込んでいってラインブレイクするかと思った‥
今年初の10lbは 62cm/4850g。
テンポンドにたどり着くまでが長かった、、
そして奇跡のダブルで4850g!
湖流の引き抵抗がフッと軽くなるヨレから現れた球バス‥
なによりも3年前に6.5kgが現れたあの日を感じる光景… 今日が当たり日なのだと直感して震えが止まらなかった。
朝入り直せばもしかして…
と思ったものの仕事を休む決断ができずに帰宅したことが今でも心残りです。
仲間に勧められて導入した12アンタレス、リーリングに魂を持っていかれるくらい集中して巻き続けられる。笑
3月
春爆に当てられればホームエリアが火を吹く時期!
52cm/3290g 体型と重量のギャップに少し驚いた1匹。
ノーカレントで引き感0の中でもしっかり集中すれば釣れる。
基本的に一つのピンスポに対して3投以内で答えが返ってくる手返しの良さ。
ランガンスピードを上げて反応が悪いエリアはどんどん切り捨てて走ります!
自分には低活性な魚やボトムに居座っている個体を釣るテクニックはないので、高活性の浮き気味な魚を狙っています。
(この時期のロックエリアでは地熱で温まっているのかボトムに居座っている個体を見かけます。卵が成熟する前にハイウエイトな魚を出さなければと急かされるシーズンになりました。)
今年5回目のビッグベイトダブルス…
ランガンのペースやテクニック、釣る魚のウエイトまでシンクロしていて震える、、
いつも横でヒットしているのを見た瞬間に集中力極限になって次の一投で釣れるパターン 笑
集中力とリーリング感度が釣果に直結します。水中のイメトレも大切!
ルアーのカラーリングは釣果にあまり関係ないと思っていますが、月明かりが出たらクリアカラー 暗闇では膨張色をローテーションすることでバイトが増えているような気がしました。(効果は不明)
質問が多かったリーリングスピードについては、その日の当たりスピードを見つける事が大切だと感じます。
ギア比7.4でハンドル一回転 3~12秒くらいをバスの反応と湖流の速さで変えています!
最初は速めのサーチから徐々に遅くして反応を伺うイメージです。
必ずしも最低水温=デッドスローという訳ではありません!
真冬でもルアーにチェイスしてきた魚が回収中の高速巻きで水面を割ることもあります。
欲しかったカラーのtinyklashを貰って二投で入魂、その後数投でロスト…ごめんなさい。
手持ちのtinyklashは寿命なのかリップが飛びまくり‥
吹雪の中巻き続けて57cm/4200g
去年未達成だったハードプラグメインでやり切る!という目標を今冬は達成できました。
季節は3月中旬
そろそろナイトからデイゲームにシフトする時期
それでもまだ冬の残りを求めて各エリアをランガン!
手首ごとロッドを持ってかれそうなバイトから違和感のある走りで小さいビワナマかと思ったけれどしっかりバスでした。
琵琶湖に通い始めの頃好きだったエリア
ダブルヒット×2から始まって終始バイトラッシュ
サイズは出ないけれど日が落ちる前からの連発劇に興奮。
新品から使い始めて1シーズン分の歯形が付いたtinyklash。
歯型一つ一つ見ていると冬の思い出が蘇る。
ハードプラグならではの良さですね!
良い魚をミスりまくり& 空振りだらけの冬場だったけれど、自分が釣れるタイプの魚はほとんど反応させられたと感じる。
あのタイミングではこのエリアに入って、あの風向きではこっちサイドを撃っていれば‥
今から思うとエリアの廻り方やシーズナルポイントの使い方などもっと特大の獲りどころはあった気がする。
できるならもう一度やり直したいけれど、ちゃんと準備を整えて来年の冬に挑むのが楽しみで仕方がない。
次こそはフル満水の琵琶湖でお願いします。笑
あんな感じのビッグベイトがあったら良いな‥っていうイメージがあるのでちょっと作ってみようかなぁ。
あっという間に春めいてきたのでデイゲームに切り替え。
やっと睡眠不足のシーズンから解放された。
日に日に北上する季節に乗り遅れないように‥
早春のスイムベイトゲーム。春爆でCITIZEN 7inchに10数バイトあるも全ミスでノーキャッチ、、
久々にマイエリアの偵察。
今年は70overには出会えるのだろうか…
雨パワーでジャイアントフィーバー。ハードジャークで水面を滑走させた瞬間炸裂!
ボコボコに食ってくるけれどサイズが出ない‥
ことごとく悔しい思いをした中での感動の1匹、、
刺激的な釣行になりました。
ミッドスポーンに入る前にどうにか特大魚に辿り着きたい‥
ランディング困難インレットで掛けた後が大変だった1匹。
ここまでしないと口を使わせられない最難関エリアに振り回され続ける‥
もう一本ロクマルを釣ったけれど写真は無し笑
4月中旬
シーズン終わりかけのアラバマパターンの恩恵を受けておかないと‥
去年から試しているフロート付きのアンブレラリグ
ありそうでなかったコンセプト、ワームの配置やワイヤーの形状に拘って試作中。
フックは管付きチヌバリ
デッドスローシンキングでちょこちょこしたり‥
近距離で間合いを取られたらジャークを織り交ぜて!
通称テクニカルバマスト!
ナイトゲームではシーズン初の10lb over!
神々しい魚体に圧倒された夜‥
デイゲームはジャイアントベイトメイン。
ディープエリアのトップをリーリングジャークでドゥン!
ジャイアントベイト=ネストor本当に釣ってる? みたいな風潮を少し悲しく感じる。
なんだか嫌気が差して使うのをやめていたけれど、しっかりとジャイアントの真価を発揮させてやりたい。
投げ続けた者だけが見られる刺激的な光景‥
ミッドに入る前のプリスポーンはジャイアントベイトの本領が発揮されるシーズン
ミッドスポーン時期にだけ使うのは勿体無いくらいのルアーパワーで高活性な魚を狂わせられる。
いよいよ今シーズン最後のアタック!
全力でエリアを駆け巡るも、、単発で特大を目撃したのみでナナマルのスクールには出会えなかった。
早春のスイムベイトシーズンは刺激的な反応を得られたのに実力不足で口を使わせられませんでした‥
ただ、トロフィーサイズの魚を目にしたり今年も60後半が上がっていたりと‥国内にもまだまだ夢があることを体感することが出来ました。
フィールドを取り巻く環境や移入経歴と高カロリーなベイトフィッシュの存在、偶然が重なって育まれた系統。
日本が誇るスーパーポテンシャル
人為的ではなく自然交配でこんな魚が現れることに魅力を感じる。
遺伝子を調べたわけではないですがN系の特徴も残っている‥
ビッグバスリストTOP25入りする魚が日本のフィールドで更新されることを願っています。
番外編
4月上旬
琵琶湖西岸 ウグイの大産卵
産卵のために河川を遡上するウグイ
ボトムが真っ黒に見えるくらいにウグイで埋め尽くされている光景に大興奮。
同じく4月上旬
富山湾 ホタルイカの大接岸
一定の条件が揃った日の深夜に現れるホタルイカ。
何も無い砂浜から一変
ほんの数分で群れが押し寄せて来て、
爆沸きするホタルイカで砂浜が幻想的な世界に変化。
まさか初回で大接岸に遭遇できるとは思っていませんでした!
今年も釣りたい魚や触れ合いに行きたい生き物が沢山。
バス釣りだけを真剣にやろうかな!なんて思っていてもきっと直ぐに他の魚種に行ってしまうのだろうな‥
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